令和8年9月10日(木)
浸水を救った機転とポンプ
9月8日(火)、名古屋を直撃した激しい大雨は、本校の敷地内にも深刻な脅威をもたらしました。とりわけ緊迫した事態となったのが、機械科の実習室です。
このとき観測された時間雨量は100mmという猛烈な勢いで、バルコニーや排水溝の処理能力を瞬く間に超え、雨水はみるみるうちに水位を上げ、室内への侵入という一触即発の危険な状態に陥りました。
この絶体絶命のピンチを救ったのは、機械科の先生方の冷静かつ迅速な機転でした。「一刻の猶予もない」と判断した先生方は、普段の授業でエンジンの分解・組立実習に使用している実習用のポンプを機敏に持ち出し、総出で懸命な排水作業を開始しました。全員が一体となって続けられた決死の処置は見事に功を奏し、あふれ出そうになっていた水を外へ押し出すことに成功しました。
教職員の強固なチームワークと、日頃の授業備品を現場の機転で応用した対応力により、実習室の大規模な浸水被害を寸前のところで免れることができました。今回の危機を乗り越えた経験は、学校全体に大きな安堵と、予測不能な事態における備えの大切さを改めて教えてくれました。

