2年土木科対象 現場見学会

11月15日(水)2年生土木科26名を対象とした,
「鉄道高架事業と関連事業の座学および見学」「青木川第4調節池の説明および見学」の二つの現場見学を行いました。
9時30分に名鉄犬山線布袋駅に集合しました。


駅前の布袋駅東複合公共施設の1Fの会議室を借りていただき,愛知県一宮建設事務所の服部様と河野様から本日の概要説明をしていただきました。


早速,座学のスタートです。名鉄犬山線布袋駅付近鉄道高架事業についての説明を服部様よりしていただきました。


江南市が制作された高架工事に関するビデオを見た後,高架方式の説明をしていただきました。
高架の方式は,①仮線方式②別線方式③直上高架方式の3つがあり,今回の事業では,仮線方式でおこなわれました。高架化事業は昨年の3月に完了しました。

鉄道高架化事業とともに,鉄道と交差する道路,駅前広場,公共施設などの整備も行われ,まちを歩きながら,その関連事業についての説明もしていただきました。


鉄道高架下の歩道についての説明です。

駅前広場についての説明です。

公園を整備しています。


交差道路の整備事業

歩道橋についての説明をしていただいています。

もう一度,会議室へ戻り,土地区画整理事業のはなしをしていただき,午前中の「鉄道高架事業とその関連事業」の見学は,終了となりました。

午後は,布袋駅から徒歩20分くらいのところにある,青木川第4調節池の見学会です。
調節池は,洪水を一時的に貯めるもので,洪水時の河川水位が最も高くなる危険な状態のときに,洪水をカットして下流への洪水量を減少させ,危険な状態が過ぎた後,河川に徐々に洪水を戻すものです。


ヘルメットをかぶり,まずは現場について,説明していただきます。


調節池と調整池の違いを説明していただきました。


調節池の内部に来ました。
地下水による浮き上がりの力を押さえるため,この下は2.2mの厚さのコンクリートになっています。
この後,アスファルト舗装で勾配をつけて,排水しやすくするそうです。


洪水流入口の説明です。


ブルーシートがかかっているところが,河川からの洪水が流れてくるところです。現在は土嚢を積んで,流入しないようになっています。
質問も多岐にわたり,いろいろお聞きすることができました。

一宮建設事務所の皆様,午前・午後ともに,大変お世話になりました。
ありがとうございました。

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