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3年 建築・土木・電気科対象 専門工事業技能体験会

令和5年 6月8・9日(木・金)
株式会社竹中工務店様主催の専門工事業技能体験会に3年建築・土木・電気科の生徒が参加しました。
専門工事業にあたる、とび・鉄筋・型枠大工・金属・内装・タイル・左官・塗装・電気設備・管設備工事などの
基礎的な作業を実際に体験しました。
工事現場で実際に仕事されている方々からの技術指導を受け、その仕事内容をより具体的に理解し、
生徒の進路選択に役立ったと思います

土木科OBの講話

令和3年3月に卒業された土木科OBの船戸耀さんが来校し,土木科2年生26名・3年生14名の合計40名に向けて,現在の仕事について,講話していただきました。

まずは,昭和土木株式会社が作成された,現場監督とはどのような仕事なのかを理解するビデオを見ました。

船戸さんは現在,昭和土木株式会社に勤務されており,現場監督の仕事に従事していらっしゃいます。
自分が現在どのような生活をし,どのような仕事をしているかを映像を交えてお話していただきました。

写真を織り交ぜながらのプレゼンテーションをしていただき,ありがとうございました。

最後に質疑を行いました。

・入社したときは,何もわからない・何も知らない状態だったようですが,2年間でどのように,仕事を覚えていきましたか?
・給料はいくらくらいもらっているのですか?
・残業はありますか?
などの,質問が出て,チャイムが鳴って終了となりました。

生徒からは,現場監督の仕事内容は,なかなかわからなかったが,具体的な説明があり,よくわかりました。
などの感想が出ました。
昭和土木株式会社の方々及び船戸耀さん,本日は,大変ありがとうございました。

名工にクレーンがやってきた!


6月20,21,22日に,永和台研修センターにクレーンが4台やってきました。2年生全員及び3年生土木科・建築科の生徒が,操縦体験をするためです。

まずは,座学を受け,クレーンについての勉強を開始です。

座学の後は,グラウンドで実際にクレーンに乗車し,一人約5分操縦体験をさせていただきました。

300kgの重りを吊り上げ,左に旋回し,目標のところへ重りを下ろします。そして,もう一度吊り上げ,元の場所へおろします。
クレーンゲームには慣れている生徒達ですが,本物のクレーンを操作するのは,初めての経験です。

合図を見ながら,重りを吊り上げます。

一般社団法人 全国クレーン建設業協会の皆様
大変お忙しい中,名工生のために,お越しいただきありがとうございました。
来年もどうかよろしくお願いします。

2年土木科・3年土木科対象 現場見学会

5月26日(金)に,2年生土木科・3年生土木科を対象に現場見学会を開催しました。
朝8時30分に学校を出発し,名古屋高速⇒伊勢湾岸道⇒新東名⇒三遠南信道を通り,愛知県新城市に行き,三遠南信自動車道の橋梁工事を見学してきました。

予定通り10時には到着し,早速国土交通省浜松河川国道事務所の佐々木様から,この工事の概要を説明していただきました。三遠南信道とは,三河・遠江・南信濃を通る道路から名付けられたものです。完成すると,浜松から飯田までつながります。今日は鳳来峡にかかる7号橋を見学させていただきました。

鳥小屋のような工事用のエレベータに乗せていただき,橋脚の上に行きました。

(株)安部日鋼工業の方から橋脚の上で,張出架設工法の説明をしていただきました。橋脚の左右でバランスをとりながら,橋桁を伸ばしていく工法です。

後ろに見える緑色の機械が,ワーゲンと呼ばれる移動作業車で,鉄筋の組立やコンクリートの打設,PCケーブルの緊張を行います。

もうすぐ,隣の橋桁とつながります。あと少し!

下から見上げるとこんな感じです。もうすぐ,つながるのが,確認できます。

自由に歩かせてもらいました。いろいろ興味深いものがありました。

橋脚の上から見た風景です。約20m上空です。バスや人間が小さく見えます。

また,ここは橋の中です。橋の中に入れさせてもらいました。点検時に使用します。

橋脚から降りてきて,生コンの打設の体験をさせてもらいました。

バイブレータで滑らかにします。

鉄筋を巻く体験もさせていただきました。

最後に鉄筋が入っているコンクリートと入っていないコンクリートに荷重をかけて,何kgまで持つかの実験を行いました。鉄筋が入っていないコンクリートは250kgで折れてしまいました。

最後に記念撮影をドローンでして,終了しました。
国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所の皆様 (株)安部日鋼工業の皆様
大変ありがとうございました。

ちなみに,写真の令和3年度と書いてありますが,これは工事の名称であり,見学したのはもちろん令和5年度です。

午後は,設楽ダムの現場見学に行きました。
ダムは地上最大の構造物であり,広範囲にわたって工事が行われます。また,完成までに幾十年といった期間が必要となります。ちなみに設楽ダムは2034年に完成予定です。
今回は付け替え道路のトンネルを建設中であったため,トンネル工事の見学をすることができました。

トンネル工事を施工している前田建設工業(株)の方から,トンネル工事についての説明をしていただきました。

トンネルの入り口です。

トンネル入口に近寄ります。

質問がたくさん出ました。

正面の山肌を削っている右側の谷にダムの堤体ができることになります。


ダムの現場には,大型のダンプトラック等が止まっていました。


トンネル工事用の特殊な重機も見ることができました。

設楽ダム工事事務所の皆様,前田建設工業㈱の皆様,工事中にもかかわらず,詳しい説明をしていただき,大変ありがとうございました。
とても有意義な見学会になりました。