インターハイ団体戦出場決定! 個人戦も3階級制覇!

愛知県高校総体レスリング競技 学校対抗戦 優勝
個人戦51kg級伊豆本、55kg級髙山、92kg級李 優勝

2021.5.22~23 愛知県武道館

団体戦メンバー
51kg級 伊豆本、55kg級 髙山、60kg級 樋口、65kg級 西島、71kg級 勝亦、80kg級 黒木、125kg級 李
 
2021年度もコロナ禍で幕を開けた。昨年はほとんど大会が実施されることはなく、先輩達は涙を呑んだ。今年は大会が実施されることを信じて、本当に頑張ってきた。昨年は中止になったインターハイ・・・。先輩達の思いを背負って闘いたい・・・。今年のメンバーなら絶対、勝負できる・・・。そう信じてやってきた。
しかし、4月のJOCジュニアオリンピック大会(横浜)は中止に。2名の選手が出場予定だった。5月のGW奈良合宿も中止に。いつもならここで最後の実戦練習をするところだ。でも、あきらめるな。県総体は必ず実施される・・・。
ところが、新型コロナウィルスの影響で4/20から本校が休校に・・・。部活動も休止することとなった。本校のなかで地区予選に出場できない部もあった。本当に悔しい思いをしている生徒たちがいる・・・。レスリング部にも動揺が走る・・・。
とにかく、今、できることをやろう。目の前のことに全力で取り組もう。心を込めて・・・。
部員たちは自宅でできるトレーニングに励み、チームではオンラインミーティングも実施した。学校が再開し、練習も制限付きだが実施可能になると、練習できる喜びに溢れた。「レスリングできる喜び」を大会直前に感じることができた。
しかし、大会が近づくにつれ、怪我を抱える者や、減量がきつい者、また、プレッシャーに押しつぶされそうになるものなど、みんなが何かを抱えていることが浮き彫りに・・・。
大会の前日には、それらを乗り越えた部員達の誇らしい顔があった。「明日、全力で勝負できます」という顔であった。
よくここまでたどり着いた。明日の試合の結果は分からないが、少なくとも、俺たちは逃げなかった。自分自身には負けなかった。そういう意味では、大会前日にはすでに勝利者になったと言える・・・。
しかし、自分たちが本当にほしいもの(インターハイ団体出場)が、どうしても欲しいなら、明日、自分たちの力で持って帰ってこい・・・。
部員達の闘魂が爆発!接戦をものにして見事団体優勝!
個人戦でも3階級で優勝!
本当にすごい・・・。子供たちの可能性は無限だ!本当に感動した。
「あきらめなければ、夢は叶う」いつも部員達に対して言っているセリフであるが、今回は部員たちが教えてくれた。卒業生も喜んでくれていると思う。
 
さあ、「約束の地」インターハイへ全員で行こう・・・。
そして全国の仲間たちと闘える喜びをかみしめよう。
愛知県の代表として、全チーム、全選手の思いを背負ってベストを尽くそう!
 

レスリング部監督 下里 勝

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