名古屋中央雨水調整池 工事現場見学  1年土木科,2年土木科

名古屋駅周辺は,地盤が低く,大雨が降ると浸水被害を受けやすい地域です。そこで,西区の押切公園から中川区の山王までの,地下50mに流下貯留方式の貯水池を長さ5kmに渡って,掘っています。今回は,この工事現場の見学へ,1年生土木科と2年生土木科は行ってきました。

 集合場所は西区の押切公園です。まずは,工事の概要を説明して頂きました。この工事の発注者は名古屋市上下水道局,施工は大成・りんかい日産・本間のJVです。請負金額200億円の工事です。

発進立坑から,地下50mへ降りていきます。名工は8階建てのビルですが,このビルで高さ30m。この立坑は50mあります。写真の左側にあるのが,エレベータ(ケージ)です。オレンジ色のは,垂直ベルコンです。

地下50mに到着しました。ここが,調整池になる部分です。空気を送る管やベルトコンベア,トロッコの線路などを見ることができます。

トロッコでは,調整池の壁となるセグメントを運んでいました。鉄の枠とコンクリートが一体化しています。

シールドマシン(トンネルを掘る機械)で掘った土を運ぶベルトコンベアです。

帰りは階段を50m登って戻ってきました。疲れましたHi!

名古屋市上下水道局の皆様,ありがとうございました。