昨年に続き、今年もアジアカデット選手権大会に名工から選出されました。
今年はアジアカデットの大会時期が例年より早く、4月のJOC本戦の結果が出る前に日本チームとしてエントリーする必要があったそうです。そのため、全国の高校生(カデット世代)の実績等で選手選考が行われました。

全国選抜大会出場、東海北信越ブロック大会優勝等の実績が認められ、120kg級で本校レスリング部の野ア健悟が選ばれました。写真は選手団結成式です。
昨年、小舩賢登先輩も出場(5位入賞)。2年連続で国際大会出場選手を輩出できたことを嬉しく思います。

健悟も入部当初は大変苦労をしました。ただ、以外と起用な面を持つ選手でもあったのです。
首投げよりも反り投げが得意になり、やがて必殺技となりました。

高校入学後に始めたレスリングで高校ジャパンになった健悟は、『素人軍団』名工レスリング部の夢です。

『ど素人パワー』をみせてやれ!
しかし、試合は厳しいものとなりました。
1回戦は韓国の選手にフォール負け。
敗者復活戦はイランの選手にテクニカルフォール負け。

とても苦しく、悔しい国際大会となりました。

昨年は下里先生もコーチとして日本チームに帯同しましたが、今年は、名工からは健悟1人です。しかし、堂々と、立派に遠征を終えることができたようです。
8月末に「日韓交歓レスリング競技大会」に、またまた野ア健悟が選ばれました。第1候補の選手が遠征不可能になったため、チャンスがめぐってきたようです。今回は韓国に遠征です。年間2回も海外遠征に行けるなんて羨ましいかぎりです。
この遠征は、練習試合、合同練習ととてもハードな遠征だったようです。この経験を後輩達に伝えて欲しい。
そして、「素人でもやればできる」ことを伝えて欲しい。
アジアカデット2018&韓国遠征 フォト