3年生にとっては、最後の全国大会、国民体育大会です。今年は長崎県の島原復興アリーナで開催。
「長崎がんばらんば国体」「君の夢 はばたけ今 長崎から」です。
今年のチームは名工から3人の選手が出場。
まずは、50kg級仲得史穏です。今年の3年生はインターハイの団体戦に出場。名工レスリング部の歴史をつくりました。インターハイ個人戦50kg級は、チームメイトの渡邉亮知が出場。しかし、指の靱帯の負傷により、国体予選を回避。インターハイ1本にかけることに。もともと50kgの史穏が県予選を制して代表になりました。
仲得兄弟の末っ子。5番目の弟です。4人の兄は全員名工レスリング部。全員国体に出場。兄の分も亮知の分も背負って闘います。しかし、相手は、全国2位の選手。残念な結果に終わりました。史穏はセンス溢れる選手です。国体にやってきて仲得兄弟の闘いが終わりました。就職は県内の大企業。社会に出ても頑張れ!
2年生の84kg級深谷允哉です。1回戦は何とか勝ちました。2回戦は茨城県の選手。この選手は重量級ですが、タックルがすごい!
何もさせてもらえず、負けてしまいました。
まだまだ、気持ちを試合にこめることができないでいる感じです。
まだ、2年生。来年を集大成にしたい!
96kg級グレコの八木真也です。インターハイ個人戦では悔しい思いをしました。足首のケガで2年生を棒に振りました。しかし、諦めず、苦労して、ここまできました。名工ではキャプテンも務めました。しかし、なかなか足首は思うように動かず、努力してももどかしい日々が続きます。そのこともあり、グレコを選んだのです。
足首の大怪我がなければ、もっと活躍できた選手だったと思います。
思いをこめて試合をしよう!1回戦・2回戦と順当に勝ちあがります。準々決勝で敗退・・・。第5位入賞です。本当によく頑張ってくれました。
大学へ進学しますが、レスリングは続けません。今度は違う道で頑張れ!
愛知県チームの監督、下里先生(右)と、小塚先生(左)です。小塚先生は下里先生の教え子で、現在は一宮工業高校の監督。県内ではライバルになってしまいました。しかし、国体チームになれば、同じチームのスタッフです。
熱い思いで今年も一緒にチーム作りをしてきました。
奈良県と岐阜県での合宿、強化練習会。
選手達が学校の壁を越えて「チーム」になっていきます。
今年の国体チームです。
50kgフリー仲得史穏(名工)・55kg級フリー菊池寛汰(星城)
60kgグレコ瀬野春貴(星城)・66kg級グレコ大谷勇介(一宮工業)
74kg級フリー松雪泰成(星城)・84kg級深谷允哉(名工)
96kg級グレコ八木真也(名工)
瀬野選手が見事優勝!とても感動的でした。チーム皆で喜びました。
今年も本当にいいチームになりました。このチーム作りに関わることができてとても嬉しく思います。
大学進学する者、就職する者、来年羽ばたこうとする2年生、とそれぞれですが、今回の国体チームを忘れないでほしい!
平成26年度 国体フォト