全国高校グレコ選手権大会の集合写真です。今年も「チーム愛知」で参加です。
名工からは5名が代表になりました。
50s級 仲得恭平  60s級 西山慎二
84s級 田中将人  84s級 田中啓介
96s級 五藤利彦 


「チーム愛知」の名の下に力を合わせて頑張るぞ!   
50s級仲得恭平の1回戦。相手は山梨県の選手です。この相手チームは、グレコが得意で、フリースタイルでもグレコ殺法でレスリングをしてきます。

恭平、ひとつ決めを作って投げにいけ!
2Pで得意技の変則投げが決まりました!
「押さえろ!」
しかし逃げられてしまいます。
結局、1回戦敗退となってしまいました。相手は、その後入賞しています。
強い相手にも、投げ技がかかったことは収穫だ!恭平はまだ2年生。来年につなげよう!
60s級西山慎二の1回戦。相手は茨城県の選手です。日本一の高校の選手なのでやはり強い。しかし、西山も粘ります。
一方的にやられることはありません。接戦だったと思います。残念ながら負けてしまいました。しかし、この選手が決勝まで勝ち上がってくれたため、敗者復活戦にまわることができました。
生き返ったぞ!
60s級西山の敗者復活1回戦。相手は滋賀県の選手です。この高校はグレコが強いイメージがあります。1勝もしないまま帰ることはできない!
ここは、確実に勝って、次へ進むことができました。

また、生き返ったぞ!
84s級田中将人の1回戦。相手は鹿児島県の選手です。将人は不器用で、技術練習でも、本当に苦労した1人です。首投げは得意で、NTSの合宿でも、首投げが冴えて、JOCの出場権を勝ち取りました。

その首投げが決まった!

全国大会初勝利です!
西山の敗者復活2回戦。相手は大阪の選手。この選手とはインターハイで対戦し、負けています。ジュニア上がりの選手で試合展開や駆け引きも巧みです。でも、グレコだったらわからんぜ・・・!

相手の技は喰らいませんが、こちらの技もなかなか決まりません。結局、少しの差で負けてしまいました。

まだまだ、グレコができるわけではないので、伸びしろはあります。国体もグレコで出場することになりそうです。
グレコの特訓をして。国体で勝負だ!
96s級五藤利彦の1回戦。相手は京都府の選手です。この選手はインターハイで3位に入っています。臆することなく勝負しよう・・・。

1Pを先取のあと、2Pを取られます。接戦となりました。
3Pは0−0で終了。しかし、1Pと2Pの獲得ポイントは五藤が上まわっています。クリンチの選択権はコチラにある。

汗もかいているので、セオリーどおり下(防御)を選択しました。30秒守れば勝ちだ!
しかし・・・。残念ながらローリングで回ってしまいました。
インターハイ3位の選手にもう少しで勝てるところを・・・。

全国でも、勝負できる感触くらいは掴めたと思います。
国体でリベンジだ!
84s級田中啓介の1回戦。相手は兵庫県の選手。啓介も本当に苦労した1人。とても不器用で技の種類も増えません。上級生にもいつも怒られ、先生にも怒られ・・・。しかし、明るいキャラクターでチーム内のポジションを確立しました。筋トレが好きで、力はめっぽうあります。

その啓介がこの晴れ舞台にやってきました。

思い切って投げを打て!

渾身の「横捨て身」が炸裂!やったー!1P先取だ!
2P目もその調子で行ってこい!
先生に汗を拭いてもらい、2P目が始まりました。

しかし、同じ技はかかりません。相手も警戒しています。
結局、2Pでやられてしまいました。
でも、3年間で一番の試合となりました。あの啓介がここまでくることができて、感動です。
「レスリングをやって、よかった」そんな、表情の啓介でした。
84s級田中将人の2回戦。相手は京都府の選手。名工で残っているのはお前しかいない。頑張れ。

首投げが決まらないと苦しい・・・。残念ながら敗退となってしまいました。
将人も不器用ですが、よく頑張りました。中学時代は柔道をしていました。レスリングに転向して、全国大会に出場でき、良かったと思います。
高校時代に自信を一つ掴むことができたと思います。
平成23年度 全国高校グレコローマン選手権大会フォト