	やって来ました、全国高校選抜レスリング大会。新潟市体育館です。１１月の東海地区予選で劇的な出場権獲得を決めてから、冬の間、みっちり練習してきました。合宿、遠征をおこない、数多く練習試合をこなしてきました。個人戦では毎年出場していますが、団体戦では５年ぶり２度目の出場です。野球でセンバツといえば甲子園です。ついに「俺たちの甲子園」に５年ぶりにやってきたのです。
	入場行進です。東海地区２位のチームとしての出場です。まわりは全国の強者ばかり。自分たちもこの強者たちと同じマットに立てることを誇りに思えます。愛知県代表として、東海地区代表として、そしてなにより、一緒に練習してきたチームメイトを代表して堂々と開会式に臨みます。
	わが名工レスリング部は団体戦ではインターハイ３回、選抜２回の計５回全国大会団体戦に出場していますが、残念ながらまだ１回戦を突破したことがありません。創部５３年の歴史のなかで、先輩達が作り上げてきたもののうえに今回の大会があります。だからこそ、歴史をつくりたい！
	１回戦の相手は北信越代表の敦賀気比高校(福井県)です。自分たちの力を信じ、思い切っていこう！
	50㎏級鈴木健斗です。タックル、アンクルホールドなど得意技が決まります。危なげなくフォール勝ち！さすが名工の斬り込み隊長！試合の流れをこっちへもってきたぞ！
	次の55㎏級奥村貢もタックルから得意のローリングでテクニカルフォール勝ち！幸先いいぞ！ 60㎏級の仲得隆人は県予選の前に怪我をして予選に出られず、東海大会には間に合った男。個人戦でも出場する力はあったかもわかりません。悔しい思いでこの冬を越えてきました。団体戦で爆発だ！見事フォール勝ちです！
	66㎏級松尾誠は奮闘しましたが、残念ながら負けてしましました。74㎏の丹羽爽太は得意のエビ固めでフォール勝ち！そして84㎏級は主将の山中良一です。東海地区予選では、大接戦を制して涙のフォール勝ちで選抜出場を決めました。個人戦も優勝し、東海チャンピオンとしてこの全国選抜大会にやってきました。名工の主将として、圧倒的にフォール勝ち！さすがです。 120㎏級の野田はまだ１年生。まだまだ試合をつくることができず、フォール負けでした。しかし、５－２で団体戦全国初勝利！まわりからみれば地味な１勝ですが、名工レスリングにとっては、歴史的勝利なんです。しかし、問題は２回戦なんです・・・。
	２回戦の相手は優勝候補筆頭、霞ヶ浦高校です。全国高校レスリング界の頂点に立つチームです。日本一のチームと試合ができるのも全国大会に出場できたからこそ。相手がどこでも自分たちのレスリングをするだけだ！心をひとつにして円陣を組みます。「名工ー、ファイ、オー！絶対勝つぞー、オーッ！」
	50㎏級鈴木健斗です。まずはお前だ！流れをつくってくれ！俺たちだって強くなっているはず！果敢に攻めますがやはり強い！フォールで負けてしまいました。
	55㎏級奥村貢です。県予選では一番いい仕事をしてくれた！しかし、相手はスーパー高校生の森下選手。すでに昨年のインターハイでチャンピオンになっている日本一の選手です。またもフォール負けでした。やっぱ悔しい。
	60㎏級仲得隆人です。頼むぞ！副キャプテン！１ピリオドはテクニカル。２ピリオドでフォール負けしてしまいました。相手の名前にビビッているわけではないんですが・・・。
	66㎏級青木貴弘です。怪我に苦しみながらここまできた選手です。強引に飛行機投げの形をつくれ！しかし、またもフォール負けです。悔しい！この時点で４－０。試合が決まってしまいました。
	74㎏級丹羽爽太です。この選手は元気があり、一発があります。ひとつ決めろ！しかし、フォール負け。本当に強い！でも、何とか一矢報いたい！
	84㎏級山中良一。頼む！何とかしてくれ！
	果敢に攻めます。が、相手は昨年のこの大会で個人優勝している全国チャンピオン。やっぱり強い！精一杯頑張りましたが、フォール負けしてしまいました。良一がフォール負けするのはいつ以来だろう・・・。
	120㎏級野田和廣。何もできずにフォール負け。結局、一人も勝つことができませんでした。この後、霞ヶ浦高校は圧倒的な強さで決勝進出。決勝戦も７－０で勝利するという、完璧な強さで優勝したのでした。
	「日本一」という意味を身体で教わった試合でした。自分たちだって、一生懸命練習してきたはず・・・。でも、もっと練習している人たちがいる。本当にもっと「上」を目指すためには、「断固たる決意」が必要だと感じました。泣いているヤツもいた・・・。相手が日本一でもやっぱり、悔しい！夏までにもっと練習して、もっと強くなろう・・・。
	「燃えよ闘魂」・・・名工レスリング部の部旗です。この会場に掲げられることを誇りに思います。「闘魂」とは、己に打ち克つこと、前向きに考えること、人のために尽くすこと・・・この「闘魂３ケ条」をもう一度再確認して、夏を目指そう！インターハイで結果を出すためにレスリングの神様が霞ヶ浦高校と試合させてくれたんだ。「日本一」を味わった今、もう一回出直そう！夏に向けて・・・。「闘魂」の名のもとに・・・。

	やって来ました、全国高校選抜レスリング大会。新潟市体育館です。１１月の東海地区予選で劇的な出場権獲得を決めてから、冬の間、みっちり練習してきました。合宿、遠征をおこない、数多く練習試合をこなしてきました。個人戦では毎年出場していますが、団体戦では５年ぶり２度目の出場です。野球でセンバツといえば甲子園です。ついに「俺たちの甲子園」に５年ぶりにやってきたのです。
	入場行進です。東海地区２位のチームとしての出場です。まわりは全国の強者ばかり。自分たちもこの強者たちと同じマットに立てることを誇りに思えます。愛知県代表として、東海地区代表として、そしてなにより、一緒に練習してきたチームメイトを代表して堂々と開会式に臨みます。
	わが名工レスリング部は団体戦ではインターハイ３回、選抜２回の計５回全国大会団体戦に出場していますが、残念ながらまだ１回戦を突破したことがありません。創部５３年の歴史のなかで、先輩達が作り上げてきたもののうえに今回の大会があります。だからこそ、歴史をつくりたい！
	１回戦の相手は北信越代表の敦賀気比高校(福井県)です。自分たちの力を信じ、思い切っていこう！
	50㎏級鈴木健斗です。タックル、アンクルホールドなど得意技が決まります。危なげなくフォール勝ち！さすが名工の斬り込み隊長！試合の流れをこっちへもってきたぞ！
	次の55㎏級奥村貢もタックルから得意のローリングでテクニカルフォール勝ち！幸先いいぞ！ 60㎏級の仲得隆人は県予選の前に怪我をして予選に出られず、東海大会には間に合った男。個人戦でも出場する力はあったかもわかりません。悔しい思いでこの冬を越えてきました。団体戦で爆発だ！見事フォール勝ちです！
	66㎏級松尾誠は奮闘しましたが、残念ながら負けてしましました。74㎏の丹羽爽太は得意のエビ固めでフォール勝ち！そして84㎏級は主将の山中良一です。東海地区予選では、大接戦を制して涙のフォール勝ちで選抜出場を決めました。個人戦も優勝し、東海チャンピオンとしてこの全国選抜大会にやってきました。名工の主将として、圧倒的にフォール勝ち！さすがです。 120㎏級の野田はまだ１年生。まだまだ試合をつくることができず、フォール負けでした。しかし、５－２で団体戦全国初勝利！まわりからみれば地味な１勝ですが、名工レスリングにとっては、歴史的勝利なんです。しかし、問題は２回戦なんです・・・。
	２回戦の相手は優勝候補筆頭、霞ヶ浦高校です。全国高校レスリング界の頂点に立つチームです。日本一のチームと試合ができるのも全国大会に出場できたからこそ。相手がどこでも自分たちのレスリングをするだけだ！心をひとつにして円陣を組みます。「名工ー、ファイ、オー！絶対勝つぞー、オーッ！」
	50㎏級鈴木健斗です。まずはお前だ！流れをつくってくれ！俺たちだって強くなっているはず！果敢に攻めますがやはり強い！フォールで負けてしまいました。
	55㎏級奥村貢です。県予選では一番いい仕事をしてくれた！しかし、相手はスーパー高校生の森下選手。すでに昨年のインターハイでチャンピオンになっている日本一の選手です。またもフォール負けでした。やっぱ悔しい。
	60㎏級仲得隆人です。頼むぞ！副キャプテン！１ピリオドはテクニカル。２ピリオドでフォール負けしてしまいました。相手の名前にビビッているわけではないんですが・・・。
	66㎏級青木貴弘です。怪我に苦しみながらここまできた選手です。強引に飛行機投げの形をつくれ！しかし、またもフォール負けです。悔しい！この時点で４－０。試合が決まってしまいました。
	74㎏級丹羽爽太です。この選手は元気があり、一発があります。ひとつ決めろ！しかし、フォール負け。本当に強い！でも、何とか一矢報いたい！
	84㎏級山中良一。頼む！何とかしてくれ！
	果敢に攻めます。が、相手は昨年のこの大会で個人優勝している全国チャンピオン。やっぱり強い！精一杯頑張りましたが、フォール負けしてしまいました。良一がフォール負けするのはいつ以来だろう・・・。
	120㎏級野田和廣。何もできずにフォール負け。結局、一人も勝つことができませんでした。この後、霞ヶ浦高校は圧倒的な強さで決勝進出。決勝戦も７－０で勝利するという、完璧な強さで優勝したのでした。
	「日本一」という意味を身体で教わった試合でした。自分たちだって、一生懸命練習してきたはず・・・。でも、もっと練習している人たちがいる。本当にもっと「上」を目指すためには、「断固たる決意」が必要だと感じました。泣いているヤツもいた・・・。相手が日本一でもやっぱり、悔しい！夏までにもっと練習して、もっと強くなろう・・・。
	「燃えよ闘魂」・・・名工レスリング部の部旗です。この会場に掲げられることを誇りに思います。「闘魂」とは、己に打ち克つこと、前向きに考えること、人のために尽くすこと・・・この「闘魂３ケ条」をもう一度再確認して、夏を目指そう！インターハイで結果を出すためにレスリングの神様が霞ヶ浦高校と試合させてくれたんだ。「日本一」を味わった今、もう一回出直そう！夏に向けて・・・。「闘魂」の名のもとに・・・。