今年もやって来ました。夢の舞台インターハイ。奈良県で開催です。大会名称は「近畿まほろば総体」、スローガンは「君が今、歴史の新たなページを創る」です。
3月の全国選抜大会は団体で出場し、意気込んで今シーズンを迎えました。5月の予選では部員一丸となって燃えに燃えましたが、残念ながら競り負け、団体出場はなりませんでした。今回は個人戦で2名の出場となります。
66s級丹羽爽太と74s級山中良一です。サポートメンバーとして2年生の堀籠カルロスを帯同しました。
カルロスにとっては大きな経験が始まる4日間です。
66s級丹羽爽太の入場行進。3月の全国選抜大会では団体はもちろん、個人戦でも代表選手となり、ベスト16に入っています。県内のライバルに大接戦で競り勝ち、インターハイの切符を勝ち取りました。
74s級山中良一の入場行進です。今年度の名工レスリング部主将として、団体での出場を目指しましたが、個人戦での入場行進となりました。県内のライバルにも確実に勝利し、インターハイへやってきました。
爽太とともに、来られなかった部員全員のおもいを胸に、開会式に臨みます。
66s級丹羽爽太の1回戦。高知県の選手です。必殺エビ固め。幸先良く1回戦を突破!
今回はベスト8以上、できれば表彰台を目指してます!
74s級山中良一の1回戦。熊本県の強豪校の選手。相手は気にせずガンガンいこう!全国選抜大会では、66s級の爽太と50s級の鈴木健斗とともに個人戦ベスト16。今回は表彰台に上がるためにやって来たんだ!
最初から飛ばせ!
必殺「がぶり返し」だ!たたみ掛けて1ピリオド先取!
ハーフタイムです。落ち着いて行こう。相手が仕掛ける前に常に仕掛けろ!
強気のなかにも落ち着きがあり、結局、2ピリオド目もとって、1回戦を突破!
66s丹羽爽太の2回戦。京都府の選手です。爽太の良さは言い意味で「イケイケ」なところ。さあ、自分のレスリングをマット上で爆発させろ!「行け!爽太!」

それにしても「いい目」をしてます。
必殺「爽太投げ」!(でも隆人も使ってマス)
決まった!フォールだ!
切れ味あるぞ!フォールは逃したが1ピリオド先取だ!
勢いはあるけど、余分なポイントをやってしまうところが、爽太のよくないところ。しかし、練習試合を重ねて、ポイントをやらない試合も十分こなしてきました。
さあ、2ピリオド目。「イケイケ」のなかにも、丁寧さをもって、行ってこい!
丁寧に試合を運び、2ピリオド目で試合を決めました。いい試合が作れるようになったな。
さあ、2回戦も突破したぞ!
しかし、問題は次の相手なんです。3月の全国選抜大会で負けた青森県の選手。
今度こそ、という気持ちで試合に臨みました。「イケイケ」さも出た。冷静さも出た。びびることなく、最後まであきらめずに試合はできたと思う。悔しいけど、負けてしまいました。
この悔しい気持ちは全国グレコ大会で返すぞ!
74s級山中良一の2回戦。相手は大阪府の選手で近畿ブロックのチャンピオンです。しかし、こっちだって東海チャンピオンになった男だ!
自信をもってガンガン行くぞ!
この山中良一も本当にガンガンいく選手。ポイントで勝っていても、最後まで攻め続ける男!本当に頼もしい!
この試合も1ピリオドを先取しました。
しかし、2ピリオド目はとられてしまった。やっぱり、相手も強いです。でも攻めているのは良一の方だ!自分の技でポイントにしたい!
3ピリオド目。積極果敢に攻める、攻める。しかしなかなかポイントになりません。ここでも攻めているのは良一だ!相手は受けているだけ。
片脚タックルに入ったところをレッグホールドで返された!
そのあと必死にタックルで1ポイント獲得!さあ、ローリングを回せば逆転だ!・・・しかし、回らず・・・。本当に悔しい!負けた気がしない。
本当に強くなるのは、良一のように攻め続ける選手だと思う。この借りはグレコと国体で返す!
平成21年度 インターハイフォト