第60回国民体育大会レスリング競技開会式での入場行進。
岡山県倉敷市で行われました。
大会愛称は「晴れの国おかやま国体」
スローガンは「あなたがキラリ☆」です。
4日間の熱い闘いが始まります。
下里先生は今回、愛知県少年チームの監督です。
9月・10月と愛知県国体選抜チームの監督として練習会や合宿・遠征をこなしてきました。
開会式で他県の精鋭達と整列です。
先頭は成年監督の岡田先生(星城高校)、次が少年監督の下里先生(名工)、その後ろに少年選手団、成年選手団と続きます。
今回名工からは96s級グレコで溝口貴春が出場。また名工OBで成年代表として3名出場しました。66sグレコ小塚英晃(一宮工高教)、55sグレコ平尾清晴(日体大2年)、74sフリー西達也(日体大1年)。
大会は1・2日目がフリースタイル、3・4日目がグレコローマンスタイル。フリーの表彰式のあとチームで記念撮影。
55s級の前田翔吾君(星城高校)が大接戦を制し優勝してくれました。小学校からレスリングをしている彼は強い選手ですが高校でのタイトルはまだありませんでした。レスリングにかける情熱もすごく、県チームとしても県対抗の得点を上げたいため、この優勝は本当に嬉しかった。優勝が決まって前田君とセコンドの下里先生は抱き合って泣きました。
宿舎の前で記念撮影。瀬戸内海と瀬戸大橋を一望できる素晴らしい宿舎でした。普段は県内のライバル達が「愛知」の名のもとに心を一つにし、本当の意味で「チーム」になっていく。今年の国体チームも本当にいいチームになりました。
大会3日目。
さあ、いよいよ名工の溝口の出番です。彼は2回戦からのスタート。北海道の選手をフォール勝ち。続く3回戦は東京の選手。この選手は3月の全国選抜大会で準優勝している選手ですが、今の溝口なら絶対勝てる!
大接戦を制し、見事判定勝ち!大会4日目準決勝に勝ち進みました。
準決勝は兵庫県の選手。この選手とは10月の合宿で練習経験があり、五分五分なのは分かってました。やはり接戦。全国大会の上位を狙う試合はどの試合も必ず接戦になります。1−1で第2ピリオドが終了。絶対勝つぞ!
結局、判定で惜しくも負けてしまいました。本当に惜しかった。
兵庫県の監督の先生から「いい選手だね。試合にはウチが勝ったけど、レスリングでは負けてたよ」と嬉しい言葉をかけて頂きました。ありがとうごじました。
でも、やっぱり悔しい!
堂々の表彰台です。インターハイ、全国グレコ大会と表彰台に上がれなかっただけに嬉しい。9月の遠征合宿で足首を痛め、2週間ほどギブスをして焦る気持ちを抑え筋トレだけの日々を過ごしました。よく乗り越えてくれた。感動しました。
下里先生は名工の監督としては勿論、今回は県チームの監督です。溝口の3位に本当に嬉しそうです。
平成17年度 国体フォト