大前提
・初心者でも県チャンピオンになれる(インターハイ出場)。
・部活動未経験者でも県チャンピオンになれる(インターハイ出場)。
・練習についていけないことはありえない(3年間継続)。
「燃えよ闘魂」・・・部の精神として部旗に書いてあります。
「闘魂」とは常に前向きな気持ちをもちつづけること。
上記を大前提としてチームを運営している。
@礼儀、身なりは正しく
挨拶や言葉遣い、頭髪・服装には特に力を入れている。校内外の先生方はもちろん、上級生に対しても敬語を使うよう指導している。下級生は上級生を敬い、上級生は下級生の面倒をみる。それで初めてチームが機能すると考えている。
A強化の考え方
日々の練習強度を、強い選手に合わせるか、弱い選手にあわせるか。体力の優れた選手にあわせるか、劣った選手にあわせるか。このことはチームのあり方、方向性によって違ってくる。本校の場合、できるだけ両立できるよう運営している。「チャンピオンを目指すチームに腕立て伏せが1回しかできない選手がいてもいいじゃないか」という考え方である。時々大怪我をする選手がいる。もともと関節の調子が悪い場合や、持病を持って入部してくる選手もいる。せっかく入部してくれたのだ。あらゆる方法を探し、考えて、3年間活動できるように、選手として復帰できるように努めたい。その都度、各人の目標を設定しながら動機付けをしている。例えば、
・強い選手の場合
「県でチャンピオンになり、全国大会に出場する」→「東海大会や全国大会で勝つ」→「東海大会や全国大会で入賞する」→「全国大会で優勝する」
・体力が劣る選手の場合、
「腕立て伏せができる回数を5回から10回にする」→「みんなと同じ練習メニューをこなせるようにする」→「1勝を目指す」→「チャンピオンを目指す」
・怪我をした選手の場合、
「怪我を治し、部分練習でもできるようにする」→「みんなと同じ練習ができるようにする」→「1勝を目指す」→「チャンピオンを目指す」
このように、個々のレベルや置かれた状況は違っても、各個人が自分のすべきことに取り組み、自分をレベルアップさせる。このことがチーム全体のレベルアップにつながると考える。各選手は他の選手をまるごと認めること(怪我で練習できない・上達が少し遅い・精神的にもろい・・・など)。そのうえで、日々の練習に励み、チームの絆を強くし、自分がチームに貢献できることは何かを考え、それを実践していく。
勝っても負けても、チームメイトに感謝できるようなチームでありたいと考えています。
レスリングの修行を通して、人間的成長を目指します。特に格闘技なので、相手を尊敬する気持ちを養い、自分を厳しく律することが必要です。挨拶や礼儀を学び、日々の練習の中で自分を高め、まわりの人に貢献できることを身につけていきます。自分はどんなことで貢献できるか。それが自分自身の成長であり喜びであり、チームの喜びであると考えています。
チームとして同時進行
1勝を目指す・試合出場を目指す
チャンピオンを目指す
強化